※本演奏会は終了いたしました。
パリを拠点に演奏&教授活動を行っている松本大樹のギターリサイタルを2024年2月17日(土)18時00分より、トッパンホール(東京都文京区水道1-3-3)にて開催します。
「-イダ・プレスティの旅路-」と題された本リサイタルのコンセプトは、夭折の天才女流ギタリストにして作曲家、イダ・プレスティ(1924-1967)の生誕100周年を記念して、プレスティが愛奏した作品、献呈された作品、そして自らの手による作品を通して彼女が築いた世界を描くものです。
プレスティ直系の弟子筋にあたる松本大樹による演奏にどうぞご期待ください。
出演:松本大樹(ギター)
予定プログラム:
プーランク:サラバンド
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 BWV1005
J.S.バッハ:シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004より)
パガニーニ:大ソナタ イ長調 Op.39
タレガ:アルハンブラの思い出
I・プレスティ:前奏曲《バッハを想いながら》/セゴヴィア
日時:2024年2月17日(土) 18時00分開演(17時30分開場) 全席指定
会場:トッパンホール
料金:4,000円(一般)、2,000円(学生)
※学生料金はオフィスヴィーヴォのみ取り扱い
チケットの事前予約は終了しています。
当日券を会場にて17時半から販売いたします。
※お支払いは現金のみとなります。
その他、以下2つのプレイガイドからもお求め頂けます。
(※受付終了しています)
●トッパンホールチケットセンター
Tel:03-5840-2222(土日祝 休)
●チケットぴあ
全席指定席となりますので、よいお席はお早めにお申し込みください。
皆様のご来場をお待ちしております。
<松本大樹からのメッセージ>
20世紀なかばフランスにイダ・プレスティという女性のギタリス ト、作曲家がいました。彼女はギター音楽の世界のみならず、欧 米の音楽界にも影響を与えました。
今回のプログラムは彼女が愛した作曲家、作品、彼女に献呈された 作品、そして彼女自身が作曲した作品を通して彼女が築いた世界を 描くものです。
ひとりの音楽の天才へのオマージュです。
彼女は10歳前後から天才少女として脚光を浴び多くの作曲家、例えば フランシス・プーランクやアンドレ・ジョリヴェなどが彼女に作品を 献呈しました。のみならず彼女の音楽がきっかけで現在フランス の全ての公立の音楽院にギター科が創設されることとなり、その 黎明期には彼女が育んだ弟子たちが指導にあたりました。
待ち望まれた来日が決定していた1967年、アメリカへの演奏旅行 の途上急逝しました。 わずか42歳でした。 2024年はイダ・プレスティ生誕100周年の年になります。彼女が生前に辿れなかった日本でその音楽の片鱗を今回紹介することは、 彼女の音楽の影響を受けて育った私の責務であると感じています。
すばらしい企画! この日は永島志基先生作品展の前日で、カルテットの練習がありますが、終わらせて楽器持参で駆け付けます。心から楽しみにしています。 2022年の夏に、パリのすぐ西にある、人口3万人ほどの街サン=クルーに行きました。かつてグノーの家があったところです。この街の音楽院にも、ギター科はありました。フランスではギターはクラシック音楽の楽器として根付いているのだな、と思いました。 写真は最初の3つが音楽院で、最後の2つがグノーの家です。